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 未来の数学は何を研究するのか?未来の数学はどこまで辿りけるのか?
 未来の数学の進む道を紹介しよう。


  
●肉体と数学と虚数 i  @ 

 
人間が肉体をもって生れなければ数学は虚数 i を必要とはしなかった。
 肉体を持たなければ無限を利用する必要が生まれないからだ。
 肉体をもって生れたがゆえに紙上に数学を書き、それを実際に目で見て
 物質(=紙)に書かれた文字を解釈する為に無限が必要になった。

 無限を利用する過程で生まれた矛盾を抑える為に虚数 i が必要になった。
 現象化して物質化したからこそ最終的に虚数 iが必要になったといえるのだ。


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 ● 肉体と数学と虚数 i A 

 
ただし大事なことがある。
 人間は
肉体がなければ思考もないという事実。
 
つまり肉体がなければ数学的思考などそもそもできない。

 肉体からあがってくる感官の情報に、悟性が因果律を適用し、それらの知性が
 統合してこの世界を作る。
肉体を通してあがってくる情報は悟性の適用が
 なければ、ただの素材にしか過ぎない。
 だが肉体がなければそもそも認識の継起すらない。

 肉体とともに知性がある。
 天才カントがこれを明確に証明した。

 人間にとって肉体はきっても切れないものであり思考の必須の前提条件である。
 人間は肉体をもって生れなければ数学で虚数 i は必要としなかった。
 しかし、そもそも肉体がなければ数学的思考などは成り立たない。
 だから肉体のない数学的思考などは本来考えることはできない。


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 * ただし肉体に認識の継起を与えているはあくまで脳である。
    感官に直感を得る為の継起の役割の権限を与えているのは、
    あくまでも脳である。


 
 肉体と数学と虚数 i B

 
前に述べたように思考には肉体が前提であるということ。
 つまり虚数i は人間にとって必然の産物であったといえる。
 人間の登場とともに生まれるべくして生まれた数である。

 複素数は人間の登場の後に生まれた数である。
 抽象概念が発達した人間のみに必要になってきた数である。

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 ● 複素数と因果性@

 
虚数 i は現象化した物質が帯びる因果律の性質に密接に関連する。
 因果律を人間が論理的に理解することに関連する。

 因果律はすべての物質に関連する。
 だから正確にいえば複素数は人間の脳の適用
2大ルール(空間と時間)上で
 
展開する
物質の存在・働き人間が理論的に理解する為
 の仕組み
そのものを最終的に提示する。
 
 さらに虚数 i を究極的に理解することは因果律だけではなくその背後に存在
 する2大ルール(空間と時間)である
脳の仕組みを理解する道を開くきっかけ
 を与えてくれるだろう。
 22世紀の数学はこの点を探究できるレベルに肉薄しているのだ。


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      (*) 詳細は以下のサイトを参照。
        稲穂黄金の究極の数学



  ● 複素数と因果性A

  
複素数は人間が因果性を理解することに密接に関わるが
  因果性そのものを超える手段には決してならない。


    因果性  究極的な複素数

 
究極の複素数は因果性の人間的理解の限界までをもたらしてくれるが
 その因果性を越えて飛び出ることはできない。
 つまり空間を飛び越えるワープや時間を飛び越えるタイムマシンはできない。
 究極の複素数は人間の脳が与える2大ルール(空間と時間)上で展開
 する物質の存在、動作理由にある一定の説明をもたらすことができるが
 そのルールを超えさせる手段にはならない。

 
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 それではタイムマシンはできないのか?
 未来を知ることはできないのか? というとそうでもない。

     (*) 詳細は以下のサイトを参照。
        『 稲穂黄金のタイムマシン



  ● 22世紀の錬金術@

  22世紀は数学の発展とともに空間を越えるワープ理論、時間を超える
 タイムマシンを
模索しようとする。
 複素数の性質を少しずつ突き止める過程で人間の脳の2大ルール(空間と
 時間
)の仕組みを人間が論理的に説明できるようになってきたおかげた。

 その仕組みの解明が進むつれて時間と空間をなんとか越えられないか! 
 という願望が科学者の間で強く生まれる。
 21世紀後半から
22世紀(2080〜2130年)にかけてこの話題が
 科学界で一番ホットな話題になる。

 そしてその探究の結果は空間と時間を越えることは不可能
 
空間と時間を超えることはできない。

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  ● 22世紀の錬金術A

 
空間と時間は超えることはできないということ
 が科学的に証明される。 しかしこの模索は22世紀の科学に貢献する。

 『黄金を作り出せないか?』
と16世紀の錬金術師が取り組んだ成果は
 17世紀の科学の発展に貢献した。
 それと同じように21世紀後半から22世紀前半までの数学者の取り組みは
 22世紀の科学の発展に大きく貢献する。 

 
虚数i と錬金術
 結果的に同じ運命をたどるが決して無駄な試みではなかった。

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  ● 原子説と数学@

 
科学者は原子やクォークなどの粒子が集まったものが物質の本質だと
 
思っている。 物理学者はいつも粒子論を展開する。
 物理学者の粒子論は古代ギリシャ以来、本質的に変わっていない。

 しかし物質の本質は原子などという有限の粒の集まりなどではない。

 
原子やクォークを集めて完成されるプラモデル理論などでは
 決してないのだ。 
 有限個の粒の集まりで解決することができないから数学は無理数を要請して
 さらには論理的矛盾の解消のために複素数へと展開していった。


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  ● 原子説と数学A

 
仮に物質の本質が原子や素粒子などの有限個の粒子の集まりなら
 数学は
当の昔に完成している。
 連続体の性質を示す物質が有限個の小さい粒の集まりでないからこそ、
 数学は有理数から無理数へと展開し、さらにその思考の矛盾の穴埋め的
 な処置として複素数を利用しているのだ。


 
数学は未だ完成していない
 物質の本質が有限個の粒論などですべて説明できるものではないからだ。

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  ● 原子説と数学B

 
それでは物理学者は『原子論やクォーク論が使えないではないか!』と言うと
 そうではない。
本質人間の脳が原子やクォークなどの有限個の
 粒論を必要としている
というのが正しい。

 
そうでなければ人間が理解できないからだ。
 人間が論理を始めるとき必ず2つの起点を必要とする。
 0は +1 と -1 が合わさったものと考えることで論理が始まるのだ。
 そう考えることでしか論理が始まらないともいえる。


 2つに分けることで初めて論理的思考の基盤が整うように
 物理で物質を扱うときも
粒論とすることで数学の数式が利用可能になるのだ。
 方程式は2つ以上の数が必要であり、そこから論理的思考が始まる。

 人間の脳がそういう論理的思考を展開するからこそ物理学では原子説や
 クォーク論などのイメージを取り入れ理解している。
 そのイメージを理解の中継地点におき解釈しているのだ。
 イメージモデルは脳の理解の
中間役
の役割を果たしているのだ。

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  ● 思考の道具(イメージモデル)の提供@

 
原子説やクォークなどの粒論が脳の機能が要請したように、これと同じような
 思考の道具(イメージモデル)が物理分野でいくつも要請される。
 そのイメージはあくまで存在しない仮想的なモデルだ。
  だがそのイメージなしに物理学者も研究を掘り下げることができなくなる。

 数学者がその思考の道具(イメージモデル)を物理学者に提供するのも
 22世紀の風景だ。

 
とくに一番人気は半物質のイメージモデル

 
その半物質の半分の性質は通常の物質の性質と同様に空間と時間のルール
 に従いさらに因果律に従って作用する。
 残りの半分の性質は、この世界の物質の振る舞いとは程遠く、空間の距離を
 越えて作用し、また時間を飛び越えて作用するという性質である。
 そんなイメージモデルが提供され、多くの物理学者がそのモデルを利用する。

 強調して言っておくが、そんな半物質などという物質は決してない。
 そんなものがあれば物理法則はすべて根底から書きかえられてしまう。

 そういう半物質などという物質は決してないが、それでもそういうイメージモデル
 を利用する必要性には迫られる。
 人間の脳の論理的解釈方法にぴったり合うイメージモデルの提供が
 不可欠になる時代がくるのだ。

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  ● 思考の道具(イメージモデル)の提供A

 
人間の脳の論理的機能に沿ったイメージモデルの提供は脳科学者
 成果とも連携する。
 物理学者のイメージモデルの提供は数学者と脳科学者がかかわる。
 その提供なしには事象の理解が複雑になってしまうからだ。

 もう一度言っておくが空間や時間を飛び越えて作用する半物質などというもの
 はあり得ない。
 物質とはどこまでも因果であり、物質が物質として表象されているならば
 必ず人間の脳の2大ルール(時間と空間)の形式に当てはまっているからだ。

 そんなものが仮にあればそれは物質ではなく我々が絶対に感知することが
 できない何物かである。
 ただしそんな現実にはあり得ない半物質のイメージモデルを想定することで
 物理法則が理解しやすくなると述べているのだ。
 そしてそのイメージモデルの提供が頻繁に行われるのが22世紀となる。

 物質が空間の途中に影響を与えずにその先に作用して、さらに時間を
 超えて作用する力は科学分野からは想定外の範囲にある。
 そういう力は神霊家や宗教家の力、または超能力の分野に属する力である。
 古くは魔術、魔女、霊的作用といえるだろう。
 
 さらに我々が学問を形成する時の根拠とするアプリオリの思考の中にもない。

        動画           テキスト

   (*) 詳細は以下のサイトを参照。
        『 稲穂黄金の未来の物理学者へ
        『 稲穂黄金の未来の哲学者へ
        『 稲穂黄金の未来の神霊家へ
        『 稲穂黄金の未来の宗教家へ
        『 稲穂黄金のタイムマシン



 ● イメージモデルと究極の複素数の類似性

 
時間と空間を超えたイメージモデルが22世紀の1番の人気モデルとなる。
 そのイメージモデルは究極の複素数の性質に
たいへん類似している。
 というよりも究極の複素数のそのものといっても良い。

 複素数がそれ自体で人間に意味を与えていないが、しかし脳内の理論的な
 ずれを吸収してつなぎ役の道具であるように、
 この半物質のイメージモデルも時間と空間を越えて働くかに見える現象に
 対して有効に機能し始める。


        動画           テキスト

   (*) 詳細は以下のサイトを参照。
  
   『 稲穂黄金の究極の数学



 
● 原子の運動学と究極の複素数@

 先ほど原子説と数学の関係について述べたが、これをさらに詳細にいえば
 我々に
原子(or素粒子orクォーク)の運動学を可能にしているものは
 物質の性質の中に存在する。

 我々人類が粒子論を展開できるのも、物質が既にその性質を含む為である。

 物質は我々の表象の空間上に現れ、時間の流れに沿って変化する。
 物質は空間と時間の両方の上に表れる。
 
物質は空間と時間を結びつける。
 さらに物質ならば必ず因果性を帯びる。

 我々が物理学(=科学)において原子の運動学(粒子論)を難無く展開できるのも
 物質が我々の表象上においては空間と時間の性質を融合し内包する為である。

        動画           テキスト

     (*) 詳細は以下のサイトを参照。
        『 稲穂黄金の究極の数学へ
        『 稲穂黄金の未来の物理学者へ


 ● 原子の運動学と究極の複素数A

 このことを200年以上前に
ショーペンハウアーがはっきりと述べている。
 『 物質は(ならびにまさしく因果性も)空間と時間の結合として、
  ことによったら、その融合として考察されるべきであること。 』


 『 物質は空間中の運動体として運動学を可能とする。
   運動学の単位はアトムである。 』
 と。

 圧倒的知性、圧倒的洞察力 天才とはまさに彼をいうのだ。
   
 
人類史上最高の天才ショーペンハウアー

 まさに恐るべきはショーペンハウアーである。
 天才という言葉は彼にこそ、もっともふさわしい。


 ちなみに稲穂黄金が述べている
究極の複素数とはこの点に密接に関連する。
 物質が帯びる因果性を人間が論理的に説明できる最高地点に到達したときに
 その論理的な仕組みに用いられている数が究極の複素数だと述べている。


        
動画           テキスト


(*)物質の本質には空間と時間は含まれない。物質に空間と時間のルールを
   適用しているのは我々の脳である。その脳の表象上に物質が展開される限り
   において、物質は空間と時間の性質を融合した形で我々の前に現れる。
   よって我々は、その融合として物質を考察することになる。



 
● ショーペンハウアーとアインシュタイン

  相対性理論を構築した一流物理学者アインシュタインが、時間と空間を
 合わせた概念『時空』を物理学において想定したのも、ショーペンハウアーから
 このことを学んだ為である。

     
     努力家アインシュタイン。一歩一歩進む大切さを後世の物理学者に示した。

 アインシュタインにとってショーペンハウアーは絶対の先生であった。
 時間が早く進むこともゆっくり進むこともショーペンハウアーから学んだ
 アインシュタイは、その絶対なる安心の上で物理学の構築に努めたのだ。


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  ● 表象する物はすべて計算可能か

 22世紀を通して数学分野で一番の関心ごとが以下である。

 『 
表象しているものすべては計算可能か? 』
 
表象しているものは論理的説明が可能か? 人間は理解可能なのか?
 それが問われるのが22世紀である。
 これは23世紀にもつながる命題の1つとなる。

 愛すべき天才ゲーテ。
   『 自然はついにはすべてを露呈するのではあるまいか 』
 という言葉はこれを想定して言っているのだ。


        動画           テキスト

     (*) 詳細は以下のサイトを参照。
        『 稲穂黄金の未来の物理学者へ
        『 稲穂黄金の究極の数学へ


 ● 
18世紀以前の数学

  
脳の直観を定義に据える。
  脳内でイメージ可能の範囲を対象としていた。
  脳内で描く図形と紙上の図形に矛盾がない。


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 ● 19世紀の数学

  脳の直観によらない定義から出発する。
  非ユークリッド幾何学
 定義によって様々な空間が形作られる。
  頭の中ではイメージすることが困難。

 数学が基礎と置いている最終判断(=定義)は脳の直観に負っているが
 その定義を人間の直観とは関係なしに定義したらどうなるだろうか?
 そんな試みを行ったのが19世紀。 その流れは20世紀にもつながった


        動画           テキスト


 ● 20世紀の数学

 非ユークリッド幾何学から定義をさらに人間の表象部分から論理の形式に
 移して登場したのがヒルベルトの構造主義。
 点や線を、机や花瓶と定義してもそこから数学を作れる。
 定義が重要なんだと進んでいった。

 そして数学は超数学(メタ数学)の領域に入った。
  ゲーデルの不完全性定理の証明である。
 
 人間の思考でこれが正と考えられうるその範囲は?その根拠は?
 を問うたのだ。論理の仕組みがどのレベルまで証明可能であるのか
 ゲーデルはそれを示した。


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 ● 21世紀の数学

 
脳の直観が作る数学世界(図形)と直観によらない数学世界(論理)とのずれ。
 脳の表象機能と論理機能のずれの研究が課題になる。

 その探究は究極的な複素数の存在へとつながる。
 表象機能と論理機能の結び役として存在する複素数。
 この複素数と脳機能の関連を探究し始めるのが21世紀である。


 人間の脳が表象に対して理論をあてはめて納得できる機能の研究。
 なにゆえ、数学が我々が知りうる数学の形体をしているのか?
 その探究が始まる。


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 ● 22世紀の数学

 人間の脳の表象機能と論理機能の解釈の矛盾を解決するツール=複素数。
 脳の2つの機能のずれを吸収する為の道具=複素数
 その解明を進めて究極の複素数に辿りついた21世紀後半(2080年)。
 その影響を受けた物理学者が空間と時間を超えられないかと研究を始める。

 数学者はこれに合わせて思考の道具(イメージモデル)を提供する。
 22世紀の数学者は脳科学の知識も吸収している。
 人間の思考に合わせたイメージモデルを提供している。
 特に一番人気は、空間と時間を超えられるモデルケースである。
 (実際に超えられることはない。)
 あくまでも仮定の空想上のものである。

 この空間と時間を越える半物質のモデルは究極の複素数と類似している

 21世紀後半の数学の発展が22世紀以後の数百年の爆発的進歩を可能に
 する
のだ。

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 ● 23世紀の数学

 表象するものはどのレベルまで理解可能か?さらに計算可能か?
 22世紀後半から始まった本格的な取り組みがこの23世紀に大きく花開く。 
  この影響は物理分野に波及する。
 無機物の力の作用のみを探究の範囲にしてきた物理分野が有機物の作用
 に取り組む時代になったのだ。
  科学分野の探究分野はまさに

 人の行動の因果を知ることにメスを入れ始めた。

 『人間の行動を方程式化することは可能か?』
 という命題が掲げられ始めるのが23世紀。
 科学の黄金時代の幕が上がった。


     (*) 詳細は以下のサイトを参照。
        『 稲穂黄金の未来世界2 』 ←22世紀の未来
        『 稲穂黄金の未来世界3 』 ←23世紀以後の未来







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